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真実だと重すぎる話~社会から逃げたのか、社会が逃げたのか

みさいるらんちゃ: 東京五輪も知らず洞穴生活43年…57歳男の半生

元の記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040124-00000315-yom-soci

 隠遁生活、世俗から離れて、などとよく簡単に言うが、この人の
人生は我々には実際には想像すらできないものがあったのだろう。

 確かに今の世の中、イヤになる事はいくらでもある。だからといって、
私自身、こんなことはできるだろうか。

 正直、どんなに長くみても1ヶ月持たないと思う。

 その原因が文明社会、物社会に慣れきってしまったからなのか、
人と関わらずに生活する事はできないのか、何が原因かはわからない。
でも、きっと無理だ、それだけは理解できる。

 逃げたくなる人が多くいるような世の中であっても、この人からは
どのように見えたのだろう。やはり逃げたい、関わり合いたくない物
なのだろうか、それともこの世の中で暮らす方が、良かったと言える
ものなのだろうか。

 いろいろ、考えてしまう話です。

 元記事の最後の方、義理とはいえ親族に「忘れられて(少なくとも
記憶からは死んでしまったという事)いる」悲しさもありますが、
つりで知り合った人に助けられ、これからの生活をしっかりしていこう
という内容に救われた気がします。

・・・なのは良いんですが。

 ど~せこんな話、めざといやつが「出版して映画化どうでしょう?!」
なんて持ちかけてくるんだろうなぁ、なんて考えるとなんだかなぁな
気分です。

 いや世の中の多くの人にこういう事実を知らせるのは悪い事じゃない
とは思う。実際に体験してきた人の話であれば、ものすごい重みがある
わけだし、生きるか否かまで含めたこれからの道を迷う人に、問いかける
ものがある、それはそう思います。

 ただ・・・どうせ出すならしっかりした物出せよ。>出版社とかそういうの

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