処分が廃棄でなくなったら
MSN マネー : 投資と運用のコラム ない袖は振れる!?消費拡大のフシギ
個人消費が予想に反して増えているんだそうです。
と言っても実感としては「へ~、そう。」でおしまい、に
なりそうですが、個人消費が増えた理由を考える際に
その原資(要はお金ですね)がどこから来たのか、
を考えています。
その理由として
(1)借金をする (2)モノを売ってお金を手に入れる (3)貯蓄を取り崩す
を挙げていますが、私は意外と(2)がでかいのでは
ないか、と思うのです。その理由はリサイクルショップと
ネットオークション。
どちらも確かに「利用する人は利用するけれど、
利用しない人は下手したら一生使わない」分野の物
です(他人のお古なんて考えられない、と言う人も
いるみたいですし)が私は結構使っています。
最近は手元のがらくた・・・ではなく、いらなくなった
物も無いのでオークションは利用していませんが、
リサイクルショップはよく行きますねぇ。
それでふと考えたことがあるのです。以前だったら
使わなくなった物ってどうしていただろうか?
周りの知人などにあげることができる物はまだ
良いのですが、趣味の物のように特定の人以外誰も
ほしがらないよ、な物は捨てるしかなかったな、そう
思い返します。
手にする金額はたいした事は無いと思うのです。
でも確実に廃棄するよりは手元にお金が来る。
今時は廃棄したら逆にお金がかかるものだって
あるのですから。
そうやって「廃棄でない処分」をする事によって
得たお金で「今日はちょっとおいしい物でも食べに
行くかぁ」となっているもあるんじゃないかな、そんな
ことを思います。それが日本経済を浮揚させる、
なんて事は無いと思いますが、気分が良くなるだけ
でも良いんじゃない、なんて。
ただ、地元のリサイクルショップが妙に好調で
どんどん店を増やしているのを見ると、喜ばしい反面
「なんだよだったらもう少し顧客に還元してくれよ」と
複雑な感情で眺めてしまいます。
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