« このプロセスってなんですか? | Main | USBメモリーの使用を無効にする方法 »

航空運賃がどう決まるのか

プレとアメリカな日々: 近頃の航空運賃

 無論、私が知っている範囲なので足りないとか
間違っている、と言う可能性は大きいです。
その上での話です。

 航空会社が最も気にする物の一つに『搭乗率』
という物があります。

 通常、定期便の場合いくら「空気を運んでいる」
事になりかねないとしてもお客が少ないからと言って
減便したり運休したりはできません。その点は
列車など他の交通機関と同じです。

 なので、航空会社は少しでもお客さんに乗って
もらいたい=搭乗率を上げたい、と考える訳です。
そう考えると、航空会社から見ると「利用者が
少ない(搭乗率が低い)」時は結構思い切って
値下げをする事が多い(ほとんど)です。

 じゃ、航空運賃というのはそれだけで決まるか、
と言うとそうとも言い切れなくて。

 利用者全員が航空会社から航空券を買っていれば、
上の話は成り立ちますが、航空券はそれ以外でも
多くの所から購入できます。

 例えば旅行代理店などはある程度お客さんが
見込める路線や時期など、儲かりそうだと考えると
まとめて早めに購入します。航空会社としては
事前に多くの航空券を買ってくれる訳ですから、
当然値引きをします。

 ものすごく乱暴な説明ですが、旅行代理店などで
売られている場合こんなケースが多いです。

 これだと

 「利用者が少ない」
=「仕入れても売れない場合がある」
=「あまり仕入れない」
=「高くなってしまう」

 と言うケースがありそうです。
要は「代理店側の都合(利益が少ない)」
と言う事です。


 とまぁくどくど説明しましたが・・・

 個人的には利用者が少ないと

・横一列全部使って熟睡モード
・トイレで待つなんてあり得ない
・食事ももちろん「それ全部くれ」
・座る場所を変えて騒音チェック
・と言うよりどこ製のエンジン音かじっくりチェック
・CA(客室乗務員)としゃべり倒し
・と言うより他の乗客としゃべり倒し

 などなど、ファーストやビジネスクラス以上に
快適(?!)な空の旅ができますので、お勧めです。

|

« このプロセスってなんですか? | Main | USBメモリーの使用を無効にする方法 »

Comments


 梓恵美 さん:

 私が飛行機利用する時は良くて少し空いている、
と言う程度でほとんど混んでばかり(時期としては
オフシーズンのはずなんだがなぁ)なので、実は
話にしか聞いた事がありません。>がらがらの飛行機

 もしそんな状態で乗れたようなら是非のびのび
飛行機の旅(なんだそれは)を満喫してきて下さい。

Posted by: G.Leader | 2004.05.28 12:55

なるほど。
単に需要と供給の関係から割出せない場合もあるんですね~。なんとなくすっきりしました。
高いといっても、最盛期に比べれば問題外な値段なので、再び(以前は6・7月と行っていた)、時期的にベストシーズンな6月後半に渡米してみようと思います!

Posted by: 梓恵美 | 2004.05.28 10:00

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 航空運賃がどう決まるのか:

« このプロセスってなんですか? | Main | USBメモリーの使用を無効にする方法 »