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PSEマークみたいな話は他にもある


 どうも、PSEマークの話はなし崩しになりそうな気配。
とりあえず中古品が一切販売されなくなる、という事は無いようですが、
法律がこんなにぐだぐだに運用される、ってのはちょっとこれはこれで
問題があるようにも思います。

#やっぱり、延期とかの方が良かったんじゃないかなぁ・・・

 さて、PSEマークの話は実施に際して周知徹底が十分でなかった事が
問題が大きくなった理由の一つですが、それと似たような話がこの4月から
おこります。

 ご存じの方はご存じなのですが、ハイウェイカードが3月末で使用できなく
なってしまうんです。

http://www.nexco.ne.jp/ticket/highway_card/

 実際は料金所で一端現金化してからそれで払えばよいのでしょうが、
スムーズな対応、という訳にはこのままだとまずいかなくなると思います。

 高速道路は使う人は毎日使う場合もありますが、大抵は1年に数回使えば
多い方、だからあまり高速道路の話なんて関心が無い人も多いのではないか、
そのような人がゴールデンウィークを迎えたら偉い事になりはしないか。

 PSEマーク以上に混乱するのではないか。今からかなり心配です。

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異動は是か非か

リンク: 異動|社会人1年目の日記

 ずいぶん異動の多い会社、と言う事ですが、私個人としては
うらやましくもあります。

 仕事の進め方がより洗練されると思う。

 異動が少ない私の勤める会社は、業務の進め方一つ取っても
あまりに部署によって違いがあります。週報か月報か、両方か。
書式は、誰に出すのか、部署内での共有は、などなど。

 そのため、同じ会社の中なのに何から初めてどうするのか
いちいち覚えなおさないといけない事が多くありました。
これはあまり洗練されている、とは言えない気がします。

 自分が何をしたいか、より明確に意識できる。

 仕事である以上、やりたくない事、向かない事をしなければ
いけない事はもちろんあるでしょう。でも、そればかりだったら
どうするか。ずっと我慢しなければいけないのか。

 異動が頻繁なら、いろんな事が経験でき、自分が本来得意と
思っていた分野以外に才能を発見できる事もあるように思います。
また、仮に向かない仕事であったとしても、少し我慢すれば
何とかなる、そんな風に考えられるなら精神的にもずいぶん
違うかもしれません。

 仕事の環境が変わる事そのものは、人間、現代人にとって
大きなストレス発生要因である事は私も理解しています。
でも、それでもメリットが無視できない、そんな風にも思うのです。

 見方によっても変わるけど、どうなのでしょう。
異動はあった方が良いのでしょうか。無い方が良い物なの
でしょうか。

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PSEマークって・・・まさかそれだけ?!


 ちまたでうわさのPSEマーク。私みたいな中古家電やジャンク品が
好きな人はもちろん、中古品販売業者にしてみたらなかなかとんでもない
話です。

 さて、ちょいと前に朝のNHKでニュースをやってました。なんでも、PSEマークが
表示されていないものの検査を実施するための検査器を全国で500台、
国が無料で貸し出しするのだそうで。『500台』って言われても、中古品販売
業者なんてそんな数じゃないですから、数だけでいったらどう考えても
『焼け石に水滴』でしょう。

 そこまでやるならもう少し法律の実施を遅らせても良いのでは無いかと
思いますが、基本的に4月より実施する大前提は変えないらしい。PSEマークを
認可する検査機関に役人が天下っているとかいないとか言われているが、
あまりに強引に実施を推し進める今の姿勢を見る限り、「天下りは普通に
ありそうだな」なんて事も思います。

 という話は置いといて。ニュースでは実際に貸し出した測定器を使って
試験を行う様子を流していました。

 ふむふむ、基本的に電源と筐体なり外部の絶縁がきちんと行われているかの
確認らしいですね。1kV(1,000V)の電圧を60秒間かけて、電流が一定以上に
いかないかを測定する。外側がプラスチックのような導体でない物で覆われて
いる場合はアルミ箔で覆って、そこと電源部分との絶縁を測定する。


・・・って、これだけ?!他に試験とかないの?


 PSEマーク表示の際の厳密な基準が不明なのですが、このニュースを
見る限りでは「電源からビリビリッといかないか確認する」事さえしておけば
良い、みたいに思えます。

#もちろん実際は測定電圧に対して漏れ電流が一定値以下、といった感じの
 細かなスペックはあると思います、というかあるはずです。むしろ
 電源部と筐体など外装品の絶縁、以外に測定項目が無いのかが疑問です。

 このニュースを見た限りでは、ずいぶん大騒ぎしている話の割に実際の試験は
別段難しい物ではない(実施には数量的、コスト的な難易度はありますが、
試験に1週間かかるとか複雑な数式を適用しないといけない、なんて話は無い)
ように思います。

 だいいち4月1日からいきなり壊れて危険が発生する、という訳で無い以上、
(時限式自己破壊装置内蔵、ってんなバカな。)4月1日以降の新品の製造/出荷時
には試験を義務付けるとしても、中古品については単に

「不安に思う人や業者は検査機関で調べてもらって下さい」

 例えばこんな対策でも問題無いのではないでしょうか?!

 そうなるとますます「なぜこんな時期になってこんなに問題になってしまったのか」
すごく疑問があります。

 実際のところは、どうなのでしょうか?!

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『Miss Violet』 に逢いたくて


 もう1ヶ月ほど前になるが、週末東京に出かける機会があった。
仕事ではなくプライベートというか、完全な息抜きだ。

 そこで山手線に乗った際に、近くに乗り合わせたOLさんと思う3人組が
話しているのが妙に印象に残った。

 その中の一人が車を買ったそうだ。新車だという。
一番の理想としては『シティーハンター』に出てきたミニ『クーペ』
(「クーパー」だろっ!!と突っ込む寸前で押しとどまった。
 そんな事したらもう少しで変態扱いされるところだ。)みたいな
かわいい感じの車が良いのだが、実際は結構ごついというか、
いかつい感じの車になってしまったのだと言う。

 でも、車そのものは気に入っているのだそうだ。車の色から
取ったのだろうか、『Miss Violetって呼んでる』とそのOLさんは
うれしそうに友人に話している。

 そんな話を聞いて、いろんな事を思う。

 やはり女の人だけあって、命名のセンスが違うな、と思う。
私だったら・・・まずむらさき系統は避ける、って話しはまぁ良しとして、
そうだなぁ、Violet、VIOLET、バイオレット、ばいお・・・

 あれ、ソニーのパソコンの「バイオ(VAIO)」ってここから来たの?!
って話じゃないや。そうだ命名。

 "Grapevine(ぶどうのつる、デマなんて意味も)" なんてどうだろ?
隠密作戦遂行用の機体とか、威力偵察用車両の名前としては
結構いいのではっておいこら。


 車に名前をつける、かぁ。

 「自分の車が嫌いな人はいない」

 誰かの言葉だったのか、どこで見たのか覚えていないが言葉だけは
覚えている。私もそのとおりだと思う。

 名前をつけて物に愛着を持つ。おっさんがやると「なんだかなぁ((C)阿東快)」
だが、そうでなければ微笑ましい物だ。せっかくの新車ならなおさら、
愛着をもって接していって欲しい。車好きとして、車好きが増えるのは
やはり気分が良いものだ。


 新車を買う。

 やっぱり景気は「気」の要素が大きいのかもしれない。正直言って
まだまだ目に見えて収入が多くなってきた、なんて人はそれほどはいないと思う。
でも、気分的に「オレもなんか買うかな」、そんな事を考えた結果
私自身あの列車に乗る事になったわけだ。
景気が良くなっているのなら、もっともっと、気分も良くなるだろう。

 そんないろいろな事を考えながら、ガタンゴトン。

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加護ちゃん喫煙騒動で思う(思った)事


 自分を追い詰めるためにタイミングをもうこれ以上逃せない・・・
すでに逃してますが、まぁそれでも時事ネタをひとつ。

 今回の件に限らず、芸能界はその世界の特殊さゆえなのか、何かしらの
事件を起こすケースが少なくありません。それこそ暴力沙汰や刑事裁判にまで
なってしまう物、金銭トラブルは年に何件もありますし、大麻などに関しても
よくニュースで耳にします。今回の加護亜衣さんに限らず未青年が起こす問題と
いうのもちょいちょい発生します。

 その際に、以前から疑問に思うことがあるのです。
活動自粛のような措置について、なんらかのガイドラインは芸能界というか、
あの業界の中では決まって無いのでしょうか?


 無論本人が納得し、所属事務所等のような関係するところと協議した上で
決定しているのであればまぁいいのでしょう。ですが、一般人の感覚として
明らかに過剰な謹慎だと思う物も有れば、「あんたもう出て来たの?!」
と思うケースも少なく無い気がしています。

 刑事罰を伴う犯罪のようなケースは特にそうですが、それ以外でも未成年の
行った行為についてはどうするのか、対象は本人なのか、所属するグループも
含めるのか、事件発覚前に発売が決定している本やCD、講演やコンサートなどは
どうするのか。

 今回のような問題はもう二度と起こらない事を願うのですが、実際は
人間が行う事です。きっと過ちを犯してしまう事、人は出てくるでしょう。
その際にその人がどのように過ちを反省するか。そして立ち直り、もう一度
活躍する場をどのように与えていくか。

 今の日本は『勝ち組』『負け組』といった考え方に固執するあまり、
『一度何か起きたら二度と立ち直れない、立ち直る事を許さない社会』
になってきてしまっているのでは無いか、そんな不安を以前から感じています。

 挑戦して夢破れた人、一時の気の迷いから過ちを犯した人が

『もう一度挑戦する機会を与える、立ち直りを許す社会』

 となって欲しい、そしてそんな立ち直る姿を多くの人に届けられる力が
ある芸能界、そこに属するからこそ、きちんとした仕組みのような物を作って
立ち直る為の反省する機会を与えていって欲しい。そんな風に思うのです。

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今週なのか来週なのか


 こんなことで迷いそうもないはず、なのですが実は私、
今週とか来週と言った表現が理解できないケースがあります。

 例えば今日が水曜日と仮定して、

・4日前の土曜日は?今週?来週?!
・3日前の日曜日は?今週?来週?!
・2日前の月曜日は?今週?来週?!
・あしたの木曜日は?今週?来週?!
・3日後の土曜日は?今週?来週?!
・4日後の日曜日は?今週?来週?!
・5日後の月曜日は?今週?来週?!

 要は「今週」という範囲はどこからどこまでなのか不透明に
思うのです。個人的にはてっきり月曜日から日曜日か、
と思ったらどうもそうでないケースも結構あって。

 この、「今週」の定義ってどこかで決まっている物、なのでしょうか。

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PSPvsニンテンドーDSvs『オリガミ(Origami or UMPC)』


 少し前から私個人にとって懸案となっている課題に

 ねっころがってインターネットを利用する際に生じる諸問題への提案
(略称:コタツでインターネット または 寝ながらインターネット)

 があります。

#ちなみに他の懸案となっている課題としては
 『屋外で情報取得を行う手法についての考察(略称:外でインターネット)』
 『海外を含めた諸地域での映像情報の取得実現についての技術的解決策の提案
 (略称:海外で日本のテレビやビデオを見よう)』など、があります。

 やってみるとわかりますがノートパソコンはこれに対する
有効な解決策にはなりません。『ラッコトップ』(ラッコのような姿勢で
仰向けにねっころがった状態で、胸のあたりにノートパソコンを置くスタイル)
は少しだけならともかくこれで30分も続けているといろんなところが痛くなってきて、
軽いバツゲームというか拷問になります。かといってノートパソコンを正常に置いて
自分はうつぶせ姿勢、だとなんだか体力測定の『上体そらし』、あるいは
『ほふく前進』になりそうでこれも長時間はきついです。

 本当はタブレットPCはこれに対するかなり理想的な解決策なのですが、
いかんせん値段が高い。寝ていて寝返り打ったら「バキバキバキッ」
では悲しいどころではありません。

 『コタツでインターネット』を実現するためには

・極力ブラウザはフル機能 いわゆるPC向けサイトが利用対象
・無線LAN(11a/g、最低でも11b)が内蔵または利用可能(PCカード、CFカード)である
・バッテリーである程度の時間(最低2時間、希望は4時間以上)駆動できる
・画面サイズはそれほど大きくなくても良い、むしろ最大でも10インチ程度
・キーボードは無くても良いがマウスは使いにくいのでペンあるいはそれに類するI/F
・重さは1kg程度未満 500g以下だとさらに良い
・電源投入後すぐに利用可能だとさらに良い
・価格は10万円以下必須 5万円以下が望ましい

 こんな感じです。一部のミニノート、PDAが普通だとイメージされると
思います。

 さて、少し前にPSPがインターネットブラウザを搭載するようになりました。
また、それに対してニンテンドーDSもATOKを内蔵したブラウザーを提供予定と
というニュースがでていました。

 仮にこれらが使い物になるレベルであれば、俄然『コタツでインターネット』
端末の本命になる可能性があります。なんせ重さは携帯ゲーム機だから
無論ノートパソコン等よりも軽い。しかも価格はPSPはバリューパックですら
2万5千円(税抜?)。ニンテンドーDSは正確な価格発表はまだだったと思いますが、
ブラウザー込みとしても2万5千円は下回るのではないでしょうか。
実際どんな感じなのか、結構期待しています。

 とまぁ、そんな事を考えていたらさらにニュースが。
UMPC/Origamiなる物を出してくる予定があるらしい。

 これは実際に出てきたら、ほぼ私の理想形になりそうです。
PC/Windowsである事の欠点(起動に時間がかかる、どうしても高い、等)はあるの
ですが、Windowsである事の有利さ、というのも最近感じているのです。

 例えばGyao。CMもやっているので見てみた事のある人もあると思いますが、
用途によってはほとんどテレビ感覚で利用できます。また、nikkeibb.jp
のような専門分野向けのサイト、Yahoo! Musicのような物もあっていつのまにか
コンテンツをインターネット上で楽しむ環境、というのは悪くない状態に
なってきています。

 それらを楽しむのに必要な物は何か。Codec(音声や動画を再生するのに必要な
基本ソフト)も常に新しい物に対応していく事を考えると、やはりPC/Windows
という環境はどうしても必要になってしまいます。実際、上記のサイトはほぼ
Windows系、下手したらIEのみ対応、なんて状態です。今後このような
インターネット上でコンテンツを楽しむ事が盛んになっていけば、UMPCは
相当可能性を秘めているのでは無いか、そんな気もします。

 ただ、タブレットPCの時もそうですが、せっかく便利な点もあるのに

・価格が高い
・いまいち便利な点がわかりにくい

 といった問題がタブレットPCの時は解消されず来てしまいました。
UMPCでは価格の点は相当反省しているらしいので、是非提供する側には
「便利な使い方の提案」を強化していって欲しい、そんな気がします。

#実際そんな話があるのかわかりませんが、例えばGyaoのようなところと提携して
 カスタマイズモデルを発売する。『家の中でいつもお気に入りの番組を
 チェックする』なんて使い方の提案。また、パソコンメーカーなら
 MediaCenterEdition搭載のパソコンと組み合わせて同じような提案をする。
 そんなのがあってもいいんじゃないかな?!なぁんて事も思います。

 さてさて、こんなのが私に導入されればこれでもう少しここの更新頻度も・・・

 変わんねぇか(こら)。

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"No." or "Yes, but..."


 転職を決意する経験からじゃあまったく何も学ぶ事は無かったか、
というとそんなことも無くて。

 それからなるべく気をつけていることが有ります。
それは否定のしかた、です。

 何かする際に相手の意見を否定しないといけないケースは
良くあります。でも、単に否定する、たとえば、

「いやだめだ。そうではなくて・・・」

 なんてやったらどうなるか。よほどで無い限り良い気分は
しないでしょう。そもそも自分を否定されて愉快な人間など、
そうはいないはずです。

 ならどうするか。タイトルのように"Yes, but..."としてみる。

「そうだな。でもこうしたらどうだ?たとえば・・・」

 こう言うわけです。単に「否定」するのではなく。
相手の意見は認める。その上で「だがこうしたらどうだ?」
という、「認めて、提案」するわけです。

 何でもこの、"Yes, but..."という言い回し、外国の方だと
コーチングのような研修を受けた方はもちろん、ごく一般的な
会話でも使われるそうですが、日本語だとあまり使っている
ケースが多く無い気がするので、ぜひともこんな考え方が
多くなっていってほしい、そう思います。

・・・ま、私も実際にはなかなか難しいんですけどね。

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転職について思うこと(5) やっぱり一極集中


 程度や仕事の分野によって違いがあるのは確かですが、
それでもやはりいざ仕事を探す、となると東京のような
都会のほうがぜんぜん求人は多いですね。

 今は自宅に家族と暮らしていますから、単に費用面を考えた
だけでも都会に出て行くことにはデメリットを感じてしまいます。
まぁ、はっきりいって『私は都会向きな方じゃない、根っから田舎者』
というのが一番適切なのかもしれません。

 ただ、そういったものを抜きにしても、やはり暮らすには田舎の
方が気楽かなぁ、と感じています。都会って場所は仕事や遊びの
場としてはいいけれど、生活する場所じゃないなぁ。そんな事を
思います。

・・・とはいえ、本気で転職するならはずせないんですよねぇ
都会の求人は。う~む、こまったこまった。

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転職について思うこと(4) 転職を決意した理由


 あまり詳しく書いてしまうとこれを読んだ人が私に対して
「あ~こいつ転職しようとしているのか不届き者め」
と実際の私にちょっかい出してくるとは良い度胸・・・いやそうでなく、
困った事にならないとも限らないのでぼやっとですが。

 以前いた部署での経験が一番大きいです。

 その部署の直属の上司は私から見るとどう考えても
理解できない人でした。「おまえの考えなんていくらでも
否定してやる」と会議等の場で言い始めるのです。

 実際に、上司と部下で考え方が違うケースはあるでしょう。
上司の考え方にしたがってもらわないといけないケースは
十分に理解できます。

 ですが、この上司は「否定」から入る。そもそも内容がどうか
聞いてからなら、まぁまだ理解もあるのですが、言う前から
「否定してやるから意見出せ」といい始める。

 私自身結構強情というか頑固というか融通利かないというか
機転が利かないというか、頭回らないというか頭悪いというか
そこまで言いますか。 orz ですけれど、それでも本来課題に
取り組むに際してこうしたら良いのでは、みたいな意見もある
わけです。でも端から否定される、最初から否定される前提では
もはや意見を持ったり、言ったりする気力も失せる。

 そんなこんなであとはご推察の良くある話です。

 ただ、これだけならまぁ私が悪いと思えなくもありません。
上司が変わっても、変わった先の上司が理解のある人とは
限らないでしょう。

 ですが、私が部署を変わったあとに、同じ部署にいた別の人が
会社を辞める事になったと聞いた時に思ったのです。

 あぁ、この会社は、会社としてあの上司のやる事を認めているのだ、
このような上司を改めさせようとはまったく考えていないのだ、と。

 へっぽこ技術者、いや、技術者もどきかもしれません。わたしは。
でも、もどきだったとしても、技術者として思うところは有ります。
そして、それを認めてくれる場所で働きたい。今はそう思うのです。

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転職について思うこと(3) 休暇の、その先が知りたい


 まじめな内容からいきなりだらけた内容に。

 個人的にお仕事で気になる項目に「休暇、休日」というのがあります。

 といっても、支給される休暇の日数には実はそれほど興味はありません。
ですが実際には『年間休日数:120日』なんて感じに日数のみ
触れているケースがほとんどで、それ以上の説明はありません。
私の興味の対象はむしろ、

・実際に勤めている人の休暇取得状況は
・ある程度長期の休暇は取れるのか、取っている人はいるのか
・休んだ際のフォローやバックアップの体制はあるのか

 そんなところです。要は

「海外旅行のため有給取得」なんて事が言える職場かどうか

 こんなイメージでしょうか。

 プライベートを重視したい場合など、休暇、休日の内容について
興味がある人は決して少数では無いように思うのですが、実際には
ここまで踏み込んだ企業説明をしているケースはほとんど有りません。

 それともやっぱり、こんなこと考えながら転職活動しようなんていう
(私はそうは思いませんが)「ふざけた」やつは少数派なんでしょうか。

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転職について思うこと(2) 転職コンサルタントの良い点は

 不満や疑問点、問題点ばかり書いているのはさすがにフェアじゃないので
良かった点も書いておきます。

 やはり、条件面で交渉する際に専門家に任せると安心確実、というのは
確かです。

 実際の給与面などの条件はもちろんのこと、企業にこれから面接を
受けようとする個人が「面接の際の交通費は負担いただけますか」
等というのは相当勇気がいるものです。実際、ここまで対応してくれた
転職コンサルタントの方もいましたから、さすが専門家だなぁ、
と思ったくらいです。

 また、必要となる事柄などが個人だとわかっていないケースも良くあります。
転職を何度も経験した方ならともかく、そうでない人にとって転職活動と
いうのは相当にわからない点が多いものです。正直なところ、『職務経歴書』
等という言葉自体、私は転職活動をしようと思うまで知らなかったくらいです。
まして書き方など知るはずもありません。

 やはり転職活動においても経験というのは違ってくるようです。

 はっきりいって、よほど顔の広い人、なんて調子でまったく人の力を借りず、
自力で転職先を探すことが出来る人というのはかなり少数だと思います。
その意味で、マイナス面もある事を認識した上であれば転職コンサルタントの
方の力を借りるのも検討してよいのではないか、そう思います。

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転職について思うこと(1) 転職コンサルタントの不思議

 いろいろ思うところがあって、現在転職先を探しています。
(あ、こんな私でも雇ってみても良い、まずは話を聞こうじゃないか、
 という奇特な・・・間違えた、慈悲深い会社がありましたらぜひご一報を)

 さて、そうなると今の時代便利になったもので、インターネット上には
転職支援サイト、なるものがいろいろとあります。

 転職そのものは希望していますが、現在就職しているためそれほど
あせらずのんびりいこかね、そんな状態です。

 さて、この手の『転職支援サイト』、大まかに2種類存在しています。
ひとつは普通の転職支援サイト。情報を登録しておいて、求人をしている
企業の担当者がそれをみつけ、アプローチするというもの。

 もうひとつは『転職コンサルタント』が間に入るもの。こちらは
転職斡旋の専門家が入るため、一般の求人よりもより専門性の高い求人などが
紹介されるとか利点もあるそうです。

 ですが、この後者のケース、何度か経験していますがどうも
首をかしげる事が多いのです。

 そもそも転職コンサルタントの方のアプローチには共通点があります。

 まず、詳しい内容は電話でお話を、と電話でコンタクトを取ろうという点。
これは、電話の応対をみることで相手がどのようなタイプの人かまず
あたりをつける、という理由でしょう。そう考えると理解できる点もあります。

 ですが、詳しい内容は電話でないと話せない、というケースが何度か
ありました。電話では言った言わないのすれ違いが発生してしまいかねない
ですから、細かな説明を電話で行うことは有ったとしてもお仕事の内容に
ついて別途メールのような形で送付して頂かないと検討する際にも困る、
というケースが何度もありました。

 もっとも極端なケースでは最初のアプローチの際は「あなたの地元で
ご紹介できるお仕事があります。まずは電話にて」というものでした。
これではあまりに大雑把過ぎて、検討することは不可能です。

#「どんなしごとやねん。」と心の中で突っ込んでいました。

 次の点は「履歴書、職務経歴書をメールで送付してくれ」というもの。

 仕事の内容はメールでは送付できないのに、個人情報の塊とも言える
履歴書や職務経歴書をメールで送付してくれというケースはかなりの
ケースで発生しています。

 そもそも、転職サイトを利用している際にこの辺の情報は入力して
しまっています。履歴書として相手先企業に提出する前に添削したい、
といった理由の説明があればまだしも、「まず送付してくれ」が
ほとんどです。個人情報保護の意識はあるのだろうか、もっと具体的に
言えば「そのファイル勝手に他に送ったりしてないだろうな?」
そんなことを疑問に思ってしまいます。

 また、結構対応がドライ、というのも感じます。

 転職コンサルタントさんは最初はかなり丁寧なアプローチをしてきます。
「こんなお仕事はどうでしょうか。ご希望があればお聞かせください。
 他にもご紹介できるお仕事もあります。」等など。

 ですが、実際には向こうが紹介したい内容に対してなんらかの理由で
そぐわなかったり、面接まで行ったものの結果駄目だった場合。

 いきなり音信不通になってしまうのです。

 転職コンサルタントって自分の関心のあることにだけ一生懸命なのかなぁ、
そんなことも感じてしまいます。

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『えらい人』と『そうではない人』

 とあるところでこんな話を聞いた。

「うちの会社は商社なので金を取ってくる営業が一番えらい。」

 私はこの話を聞いた時にものすごい違和感を感じた。

 『優遇されている』のでも、『より大事に扱われている』でもない。
『えらい』という表現なのだ。場所が場所なので失言ということも
きっと無いのだと思う。日常的にこの人はこのように思っているの
だろう。

 『えらい』、『偉い』の方が適切だろうか、この言葉を聞いて
何を連想するか。王侯貴族のような『特権階級』を私は最初に
思い浮かべる。

 会社という組織にはいろいろな役目を果たす人が必要だ。
すべてが社長では意味が無いし、全員経理部門というのも
訳がわからない。

 その中でえらい人とそうでない人がいるとしたらどうなるか。
私が思い描いたような『特権階級』のような意識があったとしたら、
「えらい人」だけが人間扱いされ、「そうではない人」は迫害されても
文句は無い、「えらい人」たる条件が満たせない人も同様に
何をされても文句は言えない、そんなことになるのではないか。

 私は、会社に『偉い人』などというものは存在しないと思う。
もっと言えば、存在してはいけないとすら思っている。
立場上指示を出したりする人もいるが、あくまで関係は対等。
決して主従関係などではないはずだ。


 社長が偉いのではない。
社長の仕事をしているから偉いのだ。

 社員が偉いのではない。
社員としての仕事をしていればこそ偉いのだ。

 最初の話を聞いた際に、違和感と同時に
むかしお世話になった人が言っていた、
こんな言葉を思い出した。

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優先席なんていらない

列車に乗ると、

「・・・なお、この列車には優先席がございます。
 お年を召した方、体の不自由な方、小さなお子様を
 お連れの方などこの座席を必要としている方に
 周囲の方は御譲りいただけますようお願いいたします・・・」

 みたいなアナウンスが流れる。
だが、私は前から思っていることがある。

『優先席』なんて、本当に必要なのか?

 歳をとった時の感覚は、実際に歳をとるまでなかなか
実感できないだろう。妊婦や小さな子供を連れた時の感覚は、
男だったり独身だったりしたら体感はなかなか難しい、
下手したら不可能だ。

 だが、「体が不自由」なら誰でも経験できる。

 何の事は無い、松葉杖をついて列車に乗ってみればよい。
それが面倒なら片足だけでも良い、ひざの関節を曲げないで、
あるいは少し曲げた状態のままで列車に乗ってみればよい。

 いかに立ったままの状態でいることが苦痛か、よくわかるはずだ。
老人や妊婦などであっても内容が異なるだけで苦痛という方向性は
変わらない。

『優先席』を必要としている人は、絶対にいるのだ。

 そして、どんなに気をつけていたとしてもケガをしないで生活できる
保障など世の中には存在しない。まして歳をとることは回避は
不可能、というより回避できるならぜひ教えてほしいくらいだ。
子供にいたっては回避するより、恵まれた事を喜ぶべきだろう。

どんな人であっても、『いつか』優先席を必要とするときが必ずくる。

 その時に、優先席だから譲れ、優先席じゃないからしらんぷり、
こんなことのどこに合理性があるのだろう。


『優先席』など無くしてしまえ。
そう、すべての座席を例外なく『必要とする人に譲るべき座席』
とするのだ。

なにより、自分が必要となった時のために。

情けは人の為ならず。
情けは人のためではない、ただ己の為、なのだ。

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ずっとブログがとまっていた理由

 本人がとまっていた、というのが大きいです。
といっても、またケガした、とかそういうものではなく。

 単にアホみたいに仕事が忙しくなってしまったんですね。

 徹夜になったり12時過ぎたり、なんて事がたて続いてしまったため、
家に帰っても「ばたんきゅ~」、でそれどころではない。

 最近はずいぶんまし、と言いますか、そんなひどい状況では
なくなっていますが、通勤時間も長いので疲れが結構たまりやすい
ことはかわらないですね。今までは冬になってしまったため、
通勤先が豪雪地帯とあってはますます個人的な時間が減ってしまって
いたのが現状です。

 とまぁそんな感じでした。あ、あと会社からインターネット接続が
禁止されちゃったというのも大きいかも~(ぉぃ

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