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優先席なんていらない

列車に乗ると、

「・・・なお、この列車には優先席がございます。
 お年を召した方、体の不自由な方、小さなお子様を
 お連れの方などこの座席を必要としている方に
 周囲の方は御譲りいただけますようお願いいたします・・・」

 みたいなアナウンスが流れる。
だが、私は前から思っていることがある。

『優先席』なんて、本当に必要なのか?

 歳をとった時の感覚は、実際に歳をとるまでなかなか
実感できないだろう。妊婦や小さな子供を連れた時の感覚は、
男だったり独身だったりしたら体感はなかなか難しい、
下手したら不可能だ。

 だが、「体が不自由」なら誰でも経験できる。

 何の事は無い、松葉杖をついて列車に乗ってみればよい。
それが面倒なら片足だけでも良い、ひざの関節を曲げないで、
あるいは少し曲げた状態のままで列車に乗ってみればよい。

 いかに立ったままの状態でいることが苦痛か、よくわかるはずだ。
老人や妊婦などであっても内容が異なるだけで苦痛という方向性は
変わらない。

『優先席』を必要としている人は、絶対にいるのだ。

 そして、どんなに気をつけていたとしてもケガをしないで生活できる
保障など世の中には存在しない。まして歳をとることは回避は
不可能、というより回避できるならぜひ教えてほしいくらいだ。
子供にいたっては回避するより、恵まれた事を喜ぶべきだろう。

どんな人であっても、『いつか』優先席を必要とするときが必ずくる。

 その時に、優先席だから譲れ、優先席じゃないからしらんぷり、
こんなことのどこに合理性があるのだろう。


『優先席』など無くしてしまえ。
そう、すべての座席を例外なく『必要とする人に譲るべき座席』
とするのだ。

なにより、自分が必要となった時のために。

情けは人の為ならず。
情けは人のためではない、ただ己の為、なのだ。

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