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USBフラッシュディスクで昔を思い出す


 2GBですよあぁた。たったこんだけのサイズにどんだけ入るっちゅ~ねん、
な感じですよ。

 この手の容量物(メモリとかHDD、DVDなどのメディア)を見ると必ず
思い出すのが遠き昔の話。

 まだMS-DOS全盛の時代。新しいDOSとしてVer. 5.0がでてメモリがたくさん
使えるようになりました、なんと1MB(!!)超えちゃいます、なんて時代。

 あの頃買ったHDDはたしか170MB位だったと思います。かなり大きいので
いろんなことができるなぁ。でも3万円くらいだったでしょうか、なので
やっぱり高いよなぁ、そんな事を買う時に思っていました。

 時は変わって現代。

 今やちょっとした動画だとファイル1つで1GB超えてしまう。
USBフラッシュディスクがHDDと渡り合える能力を持ってしまう。
そもそも2GBですよあぁた。たったこんだけのサイズにどんだけ(ry

 パソコンってさほど進化してない、という話を最近良く聞くのですが、
それでもこうやって見るとどっこいすごい進化だなぁ。

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USBフラッシュディスクで気になる事あれこれ


 今までHDDのMP3プレーヤーをUSBフラッシュディスク代わりに
使用していたのですが、これだと

・本来の用途(MP3プレーヤー)と容量の取り合いになる
・HDDなので電源が気になる
・USBポートに直接挿す事が出来ない(ケーブルの持ち運びが必要)

 といった点が気になっていました。そこでUSBフラッシュディスクを
新たに買ってみました。物はたまたま特売だったようわからん
(ADATAなのでメモリ関連のメーカーとしては知っていますが
 一般的知名度は皆無に近いでしょう)メーカーの2GB(!!)の物です。

 すると、買った後で気になる点や気がついた点も。

・意外と読み書きスピード速い?!
 以前USB1.1対応のUSBフラッシュを持っていたのですが、それはさすがにかなり
 のんびりしていました。その印象からすると少し意外でした。
 今回買ったものとHDDのMP3プレーヤと比較するのはジャンルも
 違うのですが、やはりこちらの方がきびきびしている印象があります。
 ちょっとベンチマークを取ってみた方が良いのかもしれません。

・使い勝手は気になる
 持ち運ぶ際の強度は稼動部が無いのでその点では心配しなくても良いのですが、
 筐体が比較的細長いので不意に折り曲げる荷重をかけてしまわないか
 気になります。ん?!な~んかすでに曲がっているような・・・気のせい、かなぁ?!

 また、USBコネクタ部分のキャップの扱いは盲点でした。
 今回買った物はキャップが外れるのですがUSBフラッシュのお尻につけて
 おくとかいった事が出来ないため使っているときはキャップの処置に
 困ってしまいます。

 キャップが無くなったりしないように考えられている物の方が
 特に持ち運んで使うにはよさそうです。

・デザインも気になる
 やはり持ち運ぶ物。いくらデザインに無頓着な私でも気になるのですから
 きっとファッションなどに関心がある人ならそうとう気になる分野だと
 思います。色や材質はもちろんですが、ロゴが大きすぎないかといった
 事も重要ですね。また、キャップのデザインも気になります。本体と統一感が
 あるものがやっぱり良いですね。

・でも価格も大事
 フロッピーほどの価格の安さは無いにしても、それなりに安くなっている
 現状だと使う際も気軽に使う事が出来ます。これって個人用途にはやっぱり重要ですね。
 はっきりいって1万円以上する物を気軽に使うほど私お金持ちじゃありません。


 今回は容量と価格だけで選んでしまったのですが、後悔までいかないけど
すでに違う物が欲しくなっています。今後購入を検討される方はこの辺も
気にする事をお勧めします。

 んで、そんな事を考えると実は実際に手にとってみたい、ってのもあるんですよね。
でも大抵のUSBフラッシュの売り場は箱が並んでいるだけ。下手したら看板がかかっていて
「レジにお持ちください。」買う前に手にとってみるどころか、お金出して初めて
者が確認できる、なんて事もあるくらい。

 販売店の方、ぜひとも「USBフラッシュのサンプル陳列」やってください
頼みますよほんと。・・・きっと評判いいですよ?!アイデア料なら安くしま(ry

・・・そうだ、USBフラッシュの『外側だけ』って売ってないかなぁ?
中身入れ替えちゃう、ってのでもいいんだけどな今のやつでも。

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戦力外通告


 『戦力外通告』、プロ野球の世界ではよく聞く言葉ですが、実際の社会ではどうでしょうか。

 古い表現としては「肩たたき」でしょうか。ただ、この言葉だと

もうずいぶん歳をとっているのに一向にうだつが上がらないサラリーマン
(窓際族、なんて言葉もありました)が後ろからポンポン

 なんてイメージがあります。では、今、現代の実際はどうなのでしょうか。

 そもそも『窓際族』という言葉自体今では聞かなくなりました。
昔ならともかく、今の企業でたとえ窓際でろくに仕事も与えずにいても
養っていられるような余裕がなくなった、というのもあるのかも知れません。
また、下手にそのような事をするとかえって訴えられる事もあるのですから
それも聞かなくなった要素かもしれません。

 なら、こんな話はなくなったのか。

 そうでは無いようです。実は図らずも最近上司から「身の振りかたを考えろ」
「辞めてもらっても構わない」みたいな事を言われたと複数の人から
話を聞く機会がありました。

 冷静に考えるとこれっていろいろと引っかかるような気もするのですが、
それ以前に疑問点があります。


・それまでにそんな話をしてきたのか

 『肩たたき』の例のように決して能力の劣っている部下の側に責任が無いとは
 言えないまでも、ある日突然宣告される、そんなケースが多いようです。
 では、それまでに劣った能力をどうやったら改善できるか、どうやって
 自己を向上させていくか。それを一緒になって考えたのでしょうか。

 「おまえが考えろ、おまえの仕事だ」というのは簡単で、正論に聞こえます。
 ですが、「能力」の基準を明確に提示されている例がほとんど無い以上、
 何をどうしたら良いのかわからない、のが本音ではないでしょうか。

・なにが劣っているのか、どう劣っているのか

 考えれば驚きですが、明確に「この能力がこれだけ足りない」といった説明を
 受けることは無いようです。「おまえは能力が足りない」とだけ言う。

 おれのなにが劣っている?!

 偽らざる気持ちではないか、話を聞いていて、そう思います。

・言い方もなんとかなら無いのか

 「なにか他にやりたい事があるならそれをやったらどうだ」
 「別に辞めたいならやめてもらって構わない」こんな事を言われたそうです。

 会社の方針として、より適切な人材に適切な部署について欲しい、
 そんな考え方が本当は根底にあるのかも知れません。でも、だったらこんな事を
 言われて、果たして新しい場所で働こう、そんな気力が出てくる物なの
 でしょうか。

 「今までの経験を他の部署で活かして欲しい、という話が会社で出ている。」
 「今の仕事を基盤、基礎として、新しくやってみたい仕事は無いか。」

 こんな言い方をするだけでも印象はまったく違うのではないでしょうか。
 なぜ相手に気を遣わないといけないんだ、なんていう意見もあるのですが、
 私からしたら「気を遣ったらなにか損でもするのか?」と聞いてみたいものです。

 実力社会、能力主義というのはあくまで「正当な評価を基に適切に評価する」
事であって、たとえ能力が劣っている者であったとしても「何をしても構わない」
などというものではないはずです。

 それともいつのまにか日本は、「劣っている者は殴っても構わない」
そんな弱者の痛みなど見向きもしない社会になってしまったのでしょうか。

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たまねぎ畑でお金を捕まえて


 少し前になりますが、週末に地元で「たまねぎまつり」なる物があった。

 詳しくは不明だが基本的には市の役所が主催しているそうだ。
たまねぎ収穫の季節なので袋をひとつ\1,800(本来は20kg入る袋)
とか\1,500(こちらは10kgだったか15kgだったと思う)で買ってもらい、
後は自分ですぐ横の畑に行ってつめ放題。

 我々家族が行った時にはすでに先客も多く、駐車場もかなり混雑している
状態であった。そのせいかたまねぎ畑も潮干狩りのような状態になっていて
たまねぎより人の方が多い。とはいえそれでも良く見るととり忘れたものが
結構多く、それを集めてくるとほどなく袋にいっぱいになった。

 袋に入れているといっても、欲張って袋の口すら閉じられないほど
詰め込んでしまったため、持ち運ぶのも容易ではない。どう考えても
これは20kgを超えているだろう、どうりで重さもさることながらバランスが
悪くて持つのが非常に大変だ。

 そんな「草刈場」となったたまねぎ畑を見て思う。

 「単位面積当りであげられる収入」、要は一定の面積からどれだけの作物が
収穫され、それがいくらになるか。キャベツなどと比べると単価はともかく
数が多いのでなんとなくではあるがたまねぎの方が効率がよさそうだ。

 では、この取り放題、つめ放題と言うのは赤字覚悟の物なのか。

 多分詰め込んだ量を考えると実際に購入する事を考えると明らかに安い。
だから消費者としてはお得だ。では農家の側はどうか。多分卸値で
考えたら販売価格の3割もいかないと思うのでこれも十分に元が取れている。
収穫や出荷の手間が要らない事は人が入る事で畑が荒れるマイナスを考えても
ずいぶん利益になると思ったって良いと思う。

 つまり双方お得、よく言う "Win-Win" というやつだ。

 日本の農業は外国産の物に押されて大変な状況であるのは間違いない。
だが、それに対する策はこんな所にあるのかも知れない。消費者の求める物を
提供するのは確かに当然ではある。でも、農家の生活が成り立たないような
価格で提供する事を強いるのではなく、農家も生活していける、農家を
やっていきたいと思えるような環境を作らないといけないのかもしれない。

 で、たまねぎですがその後、スライスして生で食べたりもしてみましたが
思った以上においしいです。こりゃやっぱりお得ですね。

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育たないと言うより、育てない


 会社で面白い話が掲示されていた。
いわく、「教育などした所で人材は育たない」と言うのだ。

#個人的にはこのような内容を多くの人が見ることのできる場所に掲示する行為そのものに
 疑問を感じる。「おまえは生まれつきダメなんだ。」等と言われて奮起しようと
 思う者がいったいどれだけいるというのだ。

 ヤクルトの古田捕手。楽天の野村監督の愛弟子とも呼ばれるが、彼も野村監督が
育てたと言うより元々素材が良かったから、だというのだ。その証拠に野村監督の
実の息子、カツノリ捕手は明らかに古田捕手に及ばない、と例まであげていた。

 育てようとするのは無駄だという。正確には、見込みの無い人間を育てようとした
所で無駄、育つ見込みのあるものだけを企業は採用しないといけない、という。

 これだけ聞くと、そうかもなぁ、と思ってしまうが、冷静に考えるとずいぶん
極論だと思える。

 野球で喩えるなら。あの王監督は最初三振王、と呼ばれていた。それが自身の努力と
周りの人の助力など、いろいろな物もあって世界のホームラン王、と呼ばれるまでに
なった。

 これは王監督の持つ素材が良かったから。そうかもしれない。ただ、そんな見方を
している人が『三振王』と呼ばれている人間の素質を見出そう、どうにかしようなどと
考えるだろうか。

 人材は育たないのではない。もともとの素養がすべてでもない。
ではなにが違うか。なにが差を分けるのか。

 育てる側の技量だ。人を育てるというのは想像以上に能力が必要だ。それにその分野に
精通しているだけでなく『育てる事』そのものに対する能力というのも存在する。

 そしてなにより、日本では圧倒的に人を育てる事を軽視する傾向がある。
野球など良い例ではないか。若い人をこつこつ育て、実績をあげる監督なんてあまりに
少ないから、野村監督のようにその分野でも有名になってしまうのだ。これが
育てる能力のある人がごろごろしていたら、別に取り上げられる事も無いだろう。

 でも実際は、お金でよその球団から引っ張ってきて、結果長続きせずに終わる。
某球団に限らず、どこも似たような物ではないか。

 選手と同じくらいの年俸をもらっている監督、コーチがなぜごろごろといないのか。
人を育てる事、それを行う人を評価できない限り、どんな分野であろうと長続きなどしない。

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『ひかり』って『あがり』なのか


 ついに我が家のある地域にもやってくるそうですよ『ひかりふぁいば~』が。

 スピードが上がるのはプラス、月額使用料が上がるのはマイナス、
ADSLに比べると安定性は・・・どうなんでしょうよくわかりません。
今後外出先で家にある録画したテレビ番組見る、なんて事を実現するには
光ファイバーの等速性、簡単に言えばのぼりのスピードがちゃんと出ることは
利点と言えますね。

 さて、『ぴ~ごろごろ』と言っていたモデムの時代からISDNのテレホーダイ
(懐かしいなぁ)、ADSLから光ファイバーときた高速インターネット環境。

 ところで、光ファイバーは高速インターネット環境の『あがり』、
ゴールと考えてもよいのでしょうか。

 単純にネットワーク回線としては実は光ファイバーである必然性というのは
必ずしも無い(ギガビットイーサネットも普通に電線というか銅線が使われているように)
のですが、ならば光ファイバー以上の高速な回線は、となるとなかなかうまい
ものが無いのも事実です。

 ただし、電話がIP電話化、つまりNTTの線自体がアナログの電話回線ではなく、
IPというかネットワーク前提になったとしたら全く前提が違ってくるかもしれません。
一部の長距離地域を別にすれば、最初からネットワーク前提で設置するには、
むしろ光ファイバーにはあまり利点が無いように思います。

 単にある程度きちんとしたケーブルで電話局から地域に引っ張っていき、
ハブ(!!)を経由して各家庭に分配するなら、むしろ銅線の方がメンテナンスも
設置コストも有利でしょう。

 とは言うものの、遠い将来はともかく、しばらくは光ファイバー以上の
速度を提供してくれるものは出てきそうに無い、そう考えても・・・

 いいのですが、ただひとつ話が違うのは実は無線環境。

 WiMax等は今のところ個人向けにサービスの提供の話が盛り上がる気配が
無いのですが、本来アメリカのような『広大な場所に顧客がぽつんぽつん』
なんて所やヨーロッパなどの『冗談じゃないほど山岳地』には無線の方が
元々向いているように思います。

 スピードはどうか。今のところ光ファイバーは安定性含め優位ではありますが、
なんせこの分野は進化が急です。数年後には光ファイバーと競えるスピードを
個人向けにサービス提供、なんて話にもなるのかもしれません。

 そうなると、それこそ『家の中も外も、携帯がネットワークのハブ(中継地点)、
というよかゲートウェイ(玄関)』なんて時代がくるのかもしれません。

・・・なんかかっこいいけど、これもお金かかりそうだなぁ(ぼそっ)。

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ごく個人的な(しかも一般的では無い)今時のデジカメ選び


 ちょうどこのブログを始めた頃、デジカメの選定をしていたのを
思い出しました。

 その後購入したのはPanasonicのLUMIX DMC-LC33 という物。

 私のデジカメ選びの基本として「乾電池駆動」というのがあるので
それを前提にするといきなり選択肢は多くないのですが、その中で
これをたまたま購入してしばらく使っています。

 基本的に性能に不満点は無いです。起動速度も十分ですし、画素数も
不満は(やはり私の用途だとせいぜい200万画素で十分のようです)無い。
あえて難点を言うと、ちょっと色のイメージが違うというのは
引っかかりました。

 それまでは富士フィルムのFinePixをずっと使っていたのですが、
どうも同じ物を撮っても以前とイメージが違います。なんとなくですが
緑色の印象が異なるようなのです。ただ、これは私の操作ミスとか
別の要因も考えられますから『欠点』とは言いにくいでしょう。

 さて、基本的に不満が無いなら新しい物なんて考えなくてもいいだろ?
そうなんですけど、昔は想定していなかった用途が意外とあるんです。

 それは「デジカメで直接写真を鑑賞する」というもの。

 「鑑賞」というのはちょっと大げさですが、写真を撮ったらそれを
デジカメごと渡して他の人に見てもらう、ということが結構あったのです。
そんな用途にはいまのLC33の液晶モニターのサイズはさすがに小さい。
なので液晶モニターが大きい物が欲しいと言うのがあります。

 また、手ぶれ補正もあったほうがいいな、というのがありました。
ただ、これは暗がりで撮影する事があったためなので、下手に手ぶれ補正に
頼るよりはシャッタースピードを変えたり、しっかりカメラを固定するとか
基本をしっかりやった方が良い気もしますが、でもやっぱりカメラが
何とかしてくれるならそれに越した事はありません。

 そんなこんなで私のデジカメ選定2006年版の基準はこんな感じ。

・やっぱりコンパクトデジカメ
 世の中は一眼レフタイプ全盛ですが、私にはアレは魅力ゼロです。
 いくらものすごぉく良い絵が撮れますよ、なんて言われても
 あんな大きい上に高価な物、旅行で持って歩くにはめんどくさすぎます。
 といいつつ、LC33みたいなコンパクトデジカメの割には大きい物でも
 全然OKなのはなんか矛盾しているかもしれませんね。

・画素数は相変わらず
 今の流行りだと500万画素程度から、らしいですが。正直、そんなに無くても
 全く困りません。せいぜいはがきサイズに印刷するくらいなので、
 ほんと、300万画素でも良いんですよねぇ。

・光学系の要求は
 ズームは必須。と言っても今は無い物の方が珍しいです。そうなると
 倍率ですが大きいに越した事は無い、という感じです。レンズのメーカー
 とかは・・・はっきりいってわかりません。そして手ぶれ補正。
 実際どの程度なのか実感も湧かないのですが、やはりあればいいなぁと。

・サイズと言うか外観と言うか
 ビューワとしての用途があるため大きな液晶モニターは必須です。
 その他外観は・・・あまりこだわらないので今のLC33と似たような
 「ちょっと安い感じのカメラっぽい外観」でもいいんじゃないか、
 って思っています。

・後は基本的な事
 SDカード対応である事。乾電池(ニッケル水素充電池)対応である事。
 この辺は以前と変わらない要求事項です。

 では候補は・・・実はもう決まっていたりします。DMC-LZ5
やっぱりPanasonicになってしまいました。ってすでに買う気満々だったりして。

 今のLC33と比べてどうなのか、同じ物を写して比べてみようかな、
なんて事も考えています。

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USBフラッシュやメモリーカードの落とし穴


 落とし穴、というほど大した事じゃないのですが、気をつけておいた
方が身のため、な項目はあります。

 「バックアップ」です。

 大容量化が進んでいるため、ともするとデジカメのデータも以前ほど
パソコンに転送せず、そのまま保管、なんてケースもあるようです。
USBフラッシュも必要なデータがまとまっている効率のよさもあって
どうしても重要なデータを保管しがちですし、iPod等のMP3プレーヤの場合
オリジナルがプレーヤーにしかない、なんてケースもあるようです。

 ですが、これらは意外といつ壊れてもおかしくない状態にいつも
さらされています。

 フラッシュの書き換え回数には制限があって、あまり頻繁に書き換えを
繰り返すといけない、と言うのは比較的知られているかもしれませんが、
盲点としてはコネクター側があります。というか、ありました。

 実は少し前に経験したのですが、SDカードが絶不調。たまたま使っていた
カードは結構古い物だったので、そろそろダメなのかもしれないな、
と思ったのですがそのうちなんとカードの中身が完全にぐちゃぐちゃに
なってしまいました。どうもFATテーブルそのものが破壊されたようで、
ファイルの救出もままなりません。

 泣きたいのをこらえつつ違うカードを入れてみますがやはりおかしい。
でも、他の場所で確認すると全く問題無し。結果、カード側がおかしい
のではなく、読み取り側であるコネクター側だろうと判明しました。

 こんな調子で、意外と不意に内容が破壊されるケースというのは
ありえるようです。

 せっかくの貴重なデータをよくわからん理由でなくしてしまう前に、
こまめにバックアップを取る事をお勧めします。

・・・いやほんと、後悔してからじゃ遅いんだって。

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フラッシュメモリって好調なのか(2) ~フラッシュの今後はどうなるか~


 現在、フラッシュメモリーを作っている会社は大増産大会。これだけ聞くと
絶対に供給過剰になって価格大暴落、を予想したくなるのですが、必ずしも
そうは言いにくい現状があります。

 まずはHDD。高速性、低騒音、低発熱、低消費電力などを目的に
HDDにキャッシュ的なイメージのフラッシュを搭載する、「ハイブリッド型」
とでも言うような物が予定されています。

ITmediaニュース:SamsungとMS、フラッシュとHDDを合体させた「ハイブリッドハードディスク」発表

 また、そもそもHDDそのものを置き換えてしまえ、という意欲的な話も
あったりします。

PC Watch : ソニー、16GBフラッシュメモリ採用の「VAIO type U」<ゼロスピンドル>モデル~ワンセグチューナを搭載

 今後どうなるか、明確に言い切ることはあまりに難しい(それが出来たら
私コンサルタント始めてます)。ただ、ここ最近出てきた「フラッシュ
メモリーの新しい用途展開」の動きは今後続くのか、注目したいです。
もしそれが可能であれば、例え増産してもそれ以上の用途がある訳ですから、
これは商売としてなかかなうまい方法でしょう。


 さて、他の用途ですが・・・

 例えば。仮に4GBが\1,000程度になったとすると、DVDメディアの代替になって
しまうように思います。DVD-RAMのようなイメージならもう少し高くても
需要はあるのかも知れません。

 DVDプレーヤなどにUSBコネクタやSDカードスロットがあって、
そこにカードなどを挿すと映画を観る事ができる。車載用途のような
衝撃があって当然な用途はもちろん有利ですし、一般家庭にも
円盤メディアよりよっぽど扱いやすいメディアと言えるのではないでしょうか。

 個人的には次世代DVDなんかより、よっぽどこちらの方が実現して欲しいし
興味があるんですよねぇ。


 例えば。ルーターのような機器に搭載するのも場合によっては面白いかもしれません。

 ルーターにフラッシュを使ったプロキシサーバ機能を搭載して、ネットワーク環境を
高速化する、という物です。使用頻度考えるとSDカードとかにして交換できるように
なっていて欲しいですね。光ファイバーのような環境の人はまた違うでしょうが、
ADSLレベルなら効果ありそうに思います。


 とまぁこんな感じで私レベルがバカ全開で考えてもアイデアなんてごろんごろん
出てきます。きっとこんな調子でいろんな物が出てくる・・・と良いですね。

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フラッシュメモリって好調なのか(1) ~大容量iPod nanoが出たとしたら~

ITmedia News:iPod効果でフラッシュメモリ好調――「10G超nano」登場か

 個人的には「大容量」というだけではあまり面白みが無いように思います。

 同時に4GBというのは、そう考えてみると結構いいラインだったのかなぁ、
と思うのです。というのも。

 たまにぽつぽつCD買う、という程度の音楽のライトユーザーだと、
多少の過不足はあったとしても4GBあるとほぼ「持っているCD全部」
を入れてしまうことができると思われます。

 さて、では10GBや12GBとなるとどうなるか。意外とこの容量を
すべて楽曲で満たすほど手持ちのライブラリがある、あるいは増える予定が
ある人というのは少ないのではないでしょうか。

#もちろんこんなんじゃ全然足らないとか、だいたいMP3とかじゃなくて
 Lossressでないとなんて人は・・・知らん。

 もちろん「単にスペックがあがったからそっちの方が良いじゃん」という
理由を否定するつもりはありませんし、容量が増えた「だけじゃない」
可能性というのもありえると思います。ですが、仮に容量以外に
目立った差が無かったとしたら、むしろ値段が下がるのはまず確実な
4GBタイプがお買い得なんじゃないかなぁ、と思います。

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