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軽量OSが必要です

■元麻布春男の週刊PCホットライン■
Microsoftが超低価格PC向けにWindows XP Homeの販売期間を延長

 前回の記事を書いていたのは3月中ごろ
から末ごろにかけて。そうしたらやはり
マイクロソフトも考えたのか、XP homeに
限定、いわゆる「プリインストール版」
としてだけ(店頭小売はもちろん、たぶん
DSP版も非対象)ですが、発売期間を
延長する事になったそうで。

 これ自体は喜ぶ事ですね。

 ただ、この記事で指摘されている
「軽量版Vista」は発売されない、
ってのはちょっと残念な点ではあります。

 Vistaのサーバー版、とでも言うべき
Windows Server 2008 では、いわゆる
コマンドラインオンリーなモードというか
CUIモードというか、Xが入って無い状態
ってそれは違う、というか、そんな感じの
Server Coreオプションが提供される
くらいですから、マイクロソフトだって
「軽量OS」の需要自体はあることを認識
していたはずだと思います。

 確かにServer OSの場合は軽量化よりも
セキュリティからの視点が主だとは
思いますが、それでも本当は「やって
やれない事は無い」はずです。

 でも今からどうせ安く販売しないと
いけないOSを用意するために、いろいろと
手間隙をかけるくらいなら、すでにある
もの(XP home)を販売する方が、と考えた
のかもしれません。

 さて、こうなるとややこしい事になりそう
なのがOSのサポート期間の問題。現状でも
最上位版のはずのUltimateがサポート期間が
短いなんて問題を抱えているのですが、
これだと「Professionalよりhomeの方が
サポート期間長い」なんて事になりそうで、
なんだかますますややこしい事になりそう
です。

 XPを販売延長してくれるのはうれしい。
ですが、やっぱりうれしいとばかり言って
られない問題がいろいろとありそうです。

 まとめるとどうせなら安くして下さい。
あとDPS版も低価格で提供してね>マイクロ
ソフトさん。

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