メモリーは今こそ買い時?

2008/04/08 商品コラム・価格は語る 商品部・小田原芳樹(4月8日)
DRAM市場価格に変化の兆し

 為替もまだまだ予断は許さない、とはいえ
今日の時点で1ドルが102円。今後ドルが高く
なるとしたら単価の値上げとあいまってメモリの
価格上昇圧力になりそうです。

 とはいえ、メモリの価格なんて大豆なんかの
先物相場より数段読むのが難しい(独断と偏見)
のですから、価格が今後どうなるかは確証を
持って言うのは難しいでしょう。

 ただし、そうは言ってもわかる事もあります。

 現在ある程度ちゃんとしたメーカーのDDR2
モジュールなら1GBで2,000円程度、2GBで4,000円
程度(デスクトップ向け)というのが相場だと
思います。

 仮にここから下がるとしたらいったいどのくらい
下がるのか?

 1GBモジュールはもう下がる余地はほとんど無い
でしょう。下手したら製造原価どころか輸送費すら
まかなえなくなってしまいかねない。どんなに
がんばったところで1,500円以下は相当難しい、
2枚セットでも3,500円程度が下限だと思います。

 2GBはどうか。単価が高い分まだ下げる余地は
多少あるかもしれませんが、それほど余分は
無いはずです。2GBで3,000円、2枚セットで例えば
5,980円は開店セールのような物で無い限りちょっと
無理でしょう。下げてもせいぜい2枚セット6,980円
なんてところじゃないでしょうか。

 つまりなにが言いたいか。

 仮に価格が上がらなかったとしても、もうこれ以上
下がる余地は残されていないと思います。待っていても
ほとんど下がらない(下がったとしても100円単位。
これなら下がったと言っても悔しくないでしょ?)
訳ですから、たとえ価格上昇の話が無かったとしても

 今こそメモリーは買い時

 じゃないかと思います。

 例外はDDR3のメモリ。これは最近ものすごく
下がってきた、とはいえ今までが高すぎたくらい
なのですから、まだまだ下がる余地は十分にある
はずです。本格普及はNehalemの投入以降
(NehalemはDDR3限定なので)である事を考えても、
DDR3については、今必要な人以外が買うのは
お勧めできません。

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暫定税率問題を解決する超画期的(うそ大げさ紛らわしい)な方法


 私の知人に、極端な意見の持ち主がいます。

「やったぜ!ガソリン下がったな。なっ!!!」

 あ~下がりましたね。でもこれ、なんだか
素直に喜べないです。国が背負うべき税金の
引き下げ分を結果としてガソリンスタンド
なんかがかぶっているって現状は。

「そりゃま~事故にあったと思ってあきらめて
 もらうしかね~な。」

・・・そりゃまたイヤな事故ですね。

「でもよ、ガソリンに税金が乗っかってる、
 ってのは聞いてたけれど、こんな金額だった
 とはな。ちょっと驚いたぜ。だってよ、
 25円だぜ?ざっと2割か2割5分か?
 取りすぎだろいくらなんでも。」

 そうですね。私も値段が下がったとか喜ぶ
より、こんなに税金取っていたのか、って
方に腹立たしさを感じますね。

「でもな、物は考えようだぜ?」

 あなたが何かたくらむとろくな事が無いです。

「たくらむだぁ?お前ほんと失礼だなぁ。
 まぁいいや聞けよ。今回税金下がって嬉しい、
 って話だけどそれは困る、ってやつもいるよな?」

 はい。例えば地方の道路についてはここから
来るお金を道路整備に使っている、だから廃止なんて
されると道路が作れない修理も出来ない、という事
らしいですね。

「だったらよ。今回の逆のことをしたらどうなる?」

・・・はい?

「暫定税率が取っ払われて、税金入らないから
 道路出来ません整備も無理です。なんだよな?
 だったら税金倍でも3倍でも良いや、増やしたら
 どうなるんだ?」

・・・どうなるんでしょ。

「お前さ~、ぶさいくなんだからせめて頭使えよ。
 今回の税金が欲しいって連中に今までの倍とか
 3倍とかやるんだよ。連中の言う事が仮にだぞ、
 仮に事実なら、予算が倍になったら道路整備
 なんてぐいんぐいん進んで生活劇的によくなる、
 はずだよな?」

 (不細工は余計だろ)ん~!?そうなりますか?

「細かく考えるの禁止。でも予算減らしたら
 とたんにストライキみたいな事して工事ストップ
 はじめるくらいだ。増やしたら倍のスピードで
 終わらせてくれるはずだよな?ん~!?」

 って私に詰め寄られても困ります。

 でも言いたい事はわかります。本当に必要なら
こんな訳わかんないだまし討ちみたいな形じゃ
なくてきちんと予算確保してあたるべきだ。
それは私もそう思いますね。

「いやオレはそんなのはどうでもいいから。
 単に工事が倍のスピードで終わるのか。
 映画の早送りみたいな感じであっという間に
 終わってくれるんだろうなとただそれだけを
 みたいだけなんだって。」

 あなたは目の付け所が良いのか悪いのか。
訳がわかりませんね。

「良いに決まってるだろ。オレはお前より10倍は
 いい男なんだから。いい男の言う事に間違いは」

「無いっ!」


・・・あ、あたま痛い・・・

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今年こそは今年こそはと思いつつ


 やっぱり更新がままならない状態のこのブログ。
それでもこのまま放置はつまらないので少しネタを考えてみます。

 この時期・・・としてはもう遅くなってしまいましたが、
それでも今年の予測などを。

・政治 ~良い事より悪い事の方しか思いつかない~

 小泉政権も(いろんな意味で)ずいぶん偏った政権だなぁ、と思ったのですが
 安倍政権に比べたらたいした事なかったようにすら思えます。

 北朝鮮がどうとか常任理事国がどうとか言っていられるほど、
 この国って問題抱えていなかったんでしたっけ?

 『んなことより違う事、国の中の事を先にやれ』って印象しかないです。

 さて、政治といえば今年の参議院選ですが・・・

 民主党が勝つかどうかより、選挙といえばこの人といわれた小沢さんが党首になっても
 勝てないのなら、もはや民主党が勝つ機会って無くなってしまうのではないでしょうか。
 そう考えると民主党には勝ってほしい、少なくとも健闘してほしいと思っています。

 個人的には二大政党制って良いと思えない(世の中の問題ってそんな単純じゃないだろ?)
 のですが、自民公明を脅かしてくれないとなんかもぅどうにもならない気がします。


 相変わらずですが、なんだろうなぁこの閉塞感は・・・


・経済 ~失速とかまじ勘弁~

 2006年最後の日経平均終値が 17,225円83銭。
 2007年最初の日経平均終値が 17,353円67銭。

 今年日経平均株価が2万円を超える事ができるか。
 あわよくば2万円を越えたまま年を越す(年後半に2万円超えをキープする)事ができるか。

 予想としては一時的に2万円突破はあると思いますが、年越しはさすがにどうだろ。
 厳しいかなぁと思います。

 ただ、今の『勝ち組のための社会、負け組は死ね』という世の中だと下手に景気が減速すると
 とんでもねぇ事になってしまうので、それだけは無しの方向でお願いしたいです。


・パソコン ~新OSでなにしよう?~

 まずはまぁWindows Vista。いろいろ言われていますが売れてくれないとパソコンも
 売れませんから、売れると良いですねぇ。Mac OSも新しいのが出るはずですし、意外と
 今年は新OSの年になりそうです。

 その新しいOSで動かすソフト。Googleが次はなに出してくるんだよとか、
 もう飽きたという声(個人的に)多数の『Web2.0』(ばくぜんとした感じが嫌)
 で、実は『OSとか左右されない考え方やサービス』の方向に向かっているのでしょうか。
 新OSの年なのにそんな方向ってのもなんか皮肉ですねぇ。

 ソフトとしては・・・実用アプリでもゲームでも良いですが、パソコンならでは、
 と思えるものが出てきてくれるとうれしいなぁ。ゲームなんてインストール考えると
 めんどくさい、って印象しかないんですよねぇパソコンの場合。これなんとかならない?

 OSのライセンスとか難しい問題もありますが、昔々のMS-DOS時代にあった
 『アプリにOS込み』ってどうなんでしょ。いまだと仮想PC環境が導入しやすい
 下地はそろっていますから、

 ゲーム専用OSにゲームをインストールしたゲームソフト(ディスクイメージにて提供)

 なんてやれば、ゲームメーカーにしてみたらサポート環境の違いもいろいろ考えなくていい
 (なんせ仮想PC環境ですから)ですし、ユーザーもいちいちインストールの手間無く
 ゲームできる(メディアからディスクイメージ読み込んでもいいし、HDDにコピーだけ
 しても良い)し、OSメーカーはゲーム専用OSとはいえライセンス料も取れるし。

 どうです?悪くないと思うんだけどなぁ。ダメ?


・自作方面 ~自作と限定するわけではないのですが、地デジ対応チューナーは出るか否か。~

 ワンセグ対応のチューナーがあれだけ去年売れたのは、やはりパソコンでテレビを見たり、
 録画をしたいという需要があるからだと思います。需要があるなら供給すれば、
 きっと売れるのは間違いないと思うのですが。

 物としてはすでにメーカー向けパソコンに搭載されている事からわかるように
 用意されているのですから、単純に提供してくれればいいのに、これだからなぁ。
 コピーワンスとか死ねば良いのに(ぉぃ)。

 ハード的にはCPUも一段落。クアッドコアはさすがに大部分の一般人には用途が無いので
 考えなくても良いし、むしろVista対応で手持ちの機器が使えるのかの方が心配かも
 しれません。そう考えると今年一番買い換えたほうが良いハードは『プリンターや
 スキャナー(この方面はどうもドライバー提供が弱い気がする)』かもしれません。

 ただし、そうなるとただでさえ「何を売ったらいいのかわからない」自作含めたPC市場で
 これ以上売りになる物が出てこないのはまずいです。2006年の「ワンセグ」並みの物が
 2つ3つは出てきて欲しい物です。


・ゲーム ~私は今年もハードの話を待っています~

 個人的にはここまでPlayStation 3が伸び悩み、ここまでWiiが支持を集めるとは
 思っていませんでした。任天堂はもちろんですが、加速度センサの会社とかも
 好決算期待してさっさと仕込まなくてはまにあわな(ぉぃぉぃ

 ただ、次世代ゲーム機対決としてはもう出てしまった以上あとはソフトとサービスの勝負。
 個人的にはXBOX 360のMedia Center Editionとの親和性とか評価しているんですけれどねぇ。
 ソフトだけじゃなくて、こういった側面から押す事ってないのかなぁ。

 ハードは出てしまった、といっても実は3機種とも新しい物(バージョンアップ版や
 再生メディアの追加、廉価版や省消費電力版などなど)が出るとか出ないとか、
 なんて話はいまだくすぶっているので、今年は発表にとどまるかもしれませんが
 次のハードの話、なんてのも期待しています。

 私としてはXBOX360やPS3の省消費電力版をお願いしたいですぜひぜひ。
 Wiiは・・・さすがに今からDVD再生は追加されなくてもいいよね。


・携帯電話 ~MNPとかもっと真剣にやれ~

 去年の今頃。ソフトバンクが携帯電話事業に関心があるとは言われてましたが、
 よもやボーダフォンを買ってしまうとは『予想外』でした。

 いやね、もぅこの際ドコモauでもソフトバンクでもどこでもいいですが、
 もっとシンプルな料金体系にしてくれよほんと。

#ソフトバンクの『ホワイトプラン』はその点では面白いのですが、無料通話分が無いので
 使うととたんに高くなってしまう可能性があるのが残念です。

 月額3000円(金額は応相談)で何でも好きなだけできます但し書き一切無し。

 単純にこうやってくれたら、どこにでも乗り換えますぜだんな。


・モバイル機器とか ~日本でipod携帯出すのはどこになるんでしょうねぇ・・・~

 PDA形態の端末はどうも元気が無いですが、いよいよ日本でも去年スマートフォンと
 言われていた『高機能携帯』といえば良いのか、そんな端末が複数登場しました。
 一部企業ではすでにビジネスで使い始めているようですから、単なるマニア以外の
 用途がきちんと提案されてきているのでしょう。

 ただ、そうなるとむしろ反動として『個人向けの端末』が欲しくなってしまいます。
 無線LANもここまで一般的になってきた今こそ、スマートディスプレイの出番だと
 思うんだけれどなぁ。


・個人的には

 仕事面は良い展開と思える要素がゼロ。会社自体が調子いいらしいので
 けつまづいだりしないようにだけ願っています。あ、変わるのもありで。

 プライベートは・・・1回でいいから今年海外旅行行きたいんだけれどなぁ。
 無理だろうなぁ・・・

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戦力外通告


 『戦力外通告』、プロ野球の世界ではよく聞く言葉ですが、実際の社会ではどうでしょうか。

 古い表現としては「肩たたき」でしょうか。ただ、この言葉だと

もうずいぶん歳をとっているのに一向にうだつが上がらないサラリーマン
(窓際族、なんて言葉もありました)が後ろからポンポン

 なんてイメージがあります。では、今、現代の実際はどうなのでしょうか。

 そもそも『窓際族』という言葉自体今では聞かなくなりました。
昔ならともかく、今の企業でたとえ窓際でろくに仕事も与えずにいても
養っていられるような余裕がなくなった、というのもあるのかも知れません。
また、下手にそのような事をするとかえって訴えられる事もあるのですから
それも聞かなくなった要素かもしれません。

 なら、こんな話はなくなったのか。

 そうでは無いようです。実は図らずも最近上司から「身の振りかたを考えろ」
「辞めてもらっても構わない」みたいな事を言われたと複数の人から
話を聞く機会がありました。

 冷静に考えるとこれっていろいろと引っかかるような気もするのですが、
それ以前に疑問点があります。


・それまでにそんな話をしてきたのか

 『肩たたき』の例のように決して能力の劣っている部下の側に責任が無いとは
 言えないまでも、ある日突然宣告される、そんなケースが多いようです。
 では、それまでに劣った能力をどうやったら改善できるか、どうやって
 自己を向上させていくか。それを一緒になって考えたのでしょうか。

 「おまえが考えろ、おまえの仕事だ」というのは簡単で、正論に聞こえます。
 ですが、「能力」の基準を明確に提示されている例がほとんど無い以上、
 何をどうしたら良いのかわからない、のが本音ではないでしょうか。

・なにが劣っているのか、どう劣っているのか

 考えれば驚きですが、明確に「この能力がこれだけ足りない」といった説明を
 受けることは無いようです。「おまえは能力が足りない」とだけ言う。

 おれのなにが劣っている?!

 偽らざる気持ちではないか、話を聞いていて、そう思います。

・言い方もなんとかなら無いのか

 「なにか他にやりたい事があるならそれをやったらどうだ」
 「別に辞めたいならやめてもらって構わない」こんな事を言われたそうです。

 会社の方針として、より適切な人材に適切な部署について欲しい、
 そんな考え方が本当は根底にあるのかも知れません。でも、だったらこんな事を
 言われて、果たして新しい場所で働こう、そんな気力が出てくる物なの
 でしょうか。

 「今までの経験を他の部署で活かして欲しい、という話が会社で出ている。」
 「今の仕事を基盤、基礎として、新しくやってみたい仕事は無いか。」

 こんな言い方をするだけでも印象はまったく違うのではないでしょうか。
 なぜ相手に気を遣わないといけないんだ、なんていう意見もあるのですが、
 私からしたら「気を遣ったらなにか損でもするのか?」と聞いてみたいものです。

 実力社会、能力主義というのはあくまで「正当な評価を基に適切に評価する」
事であって、たとえ能力が劣っている者であったとしても「何をしても構わない」
などというものではないはずです。

 それともいつのまにか日本は、「劣っている者は殴っても構わない」
そんな弱者の痛みなど見向きもしない社会になってしまったのでしょうか。

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たまねぎ畑でお金を捕まえて


 少し前になりますが、週末に地元で「たまねぎまつり」なる物があった。

 詳しくは不明だが基本的には市の役所が主催しているそうだ。
たまねぎ収穫の季節なので袋をひとつ\1,800(本来は20kg入る袋)
とか\1,500(こちらは10kgだったか15kgだったと思う)で買ってもらい、
後は自分ですぐ横の畑に行ってつめ放題。

 我々家族が行った時にはすでに先客も多く、駐車場もかなり混雑している
状態であった。そのせいかたまねぎ畑も潮干狩りのような状態になっていて
たまねぎより人の方が多い。とはいえそれでも良く見るととり忘れたものが
結構多く、それを集めてくるとほどなく袋にいっぱいになった。

 袋に入れているといっても、欲張って袋の口すら閉じられないほど
詰め込んでしまったため、持ち運ぶのも容易ではない。どう考えても
これは20kgを超えているだろう、どうりで重さもさることながらバランスが
悪くて持つのが非常に大変だ。

 そんな「草刈場」となったたまねぎ畑を見て思う。

 「単位面積当りであげられる収入」、要は一定の面積からどれだけの作物が
収穫され、それがいくらになるか。キャベツなどと比べると単価はともかく
数が多いのでなんとなくではあるがたまねぎの方が効率がよさそうだ。

 では、この取り放題、つめ放題と言うのは赤字覚悟の物なのか。

 多分詰め込んだ量を考えると実際に購入する事を考えると明らかに安い。
だから消費者としてはお得だ。では農家の側はどうか。多分卸値で
考えたら販売価格の3割もいかないと思うのでこれも十分に元が取れている。
収穫や出荷の手間が要らない事は人が入る事で畑が荒れるマイナスを考えても
ずいぶん利益になると思ったって良いと思う。

 つまり双方お得、よく言う "Win-Win" というやつだ。

 日本の農業は外国産の物に押されて大変な状況であるのは間違いない。
だが、それに対する策はこんな所にあるのかも知れない。消費者の求める物を
提供するのは確かに当然ではある。でも、農家の生活が成り立たないような
価格で提供する事を強いるのではなく、農家も生活していける、農家を
やっていきたいと思えるような環境を作らないといけないのかもしれない。

 で、たまねぎですがその後、スライスして生で食べたりもしてみましたが
思った以上においしいです。こりゃやっぱりお得ですね。

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PSEマークみたいな話は他にもある


 どうも、PSEマークの話はなし崩しになりそうな気配。
とりあえず中古品が一切販売されなくなる、という事は無いようですが、
法律がこんなにぐだぐだに運用される、ってのはちょっとこれはこれで
問題があるようにも思います。

#やっぱり、延期とかの方が良かったんじゃないかなぁ・・・

 さて、PSEマークの話は実施に際して周知徹底が十分でなかった事が
問題が大きくなった理由の一つですが、それと似たような話がこの4月から
おこります。

 ご存じの方はご存じなのですが、ハイウェイカードが3月末で使用できなく
なってしまうんです。

http://www.nexco.ne.jp/ticket/highway_card/

 実際は料金所で一端現金化してからそれで払えばよいのでしょうが、
スムーズな対応、という訳にはこのままだとまずいかなくなると思います。

 高速道路は使う人は毎日使う場合もありますが、大抵は1年に数回使えば
多い方、だからあまり高速道路の話なんて関心が無い人も多いのではないか、
そのような人がゴールデンウィークを迎えたら偉い事になりはしないか。

 PSEマーク以上に混乱するのではないか。今からかなり心配です。

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異動は是か非か

リンク: 異動|社会人1年目の日記

 ずいぶん異動の多い会社、と言う事ですが、私個人としては
うらやましくもあります。

 仕事の進め方がより洗練されると思う。

 異動が少ない私の勤める会社は、業務の進め方一つ取っても
あまりに部署によって違いがあります。週報か月報か、両方か。
書式は、誰に出すのか、部署内での共有は、などなど。

 そのため、同じ会社の中なのに何から初めてどうするのか
いちいち覚えなおさないといけない事が多くありました。
これはあまり洗練されている、とは言えない気がします。

 自分が何をしたいか、より明確に意識できる。

 仕事である以上、やりたくない事、向かない事をしなければ
いけない事はもちろんあるでしょう。でも、そればかりだったら
どうするか。ずっと我慢しなければいけないのか。

 異動が頻繁なら、いろんな事が経験でき、自分が本来得意と
思っていた分野以外に才能を発見できる事もあるように思います。
また、仮に向かない仕事であったとしても、少し我慢すれば
何とかなる、そんな風に考えられるなら精神的にもずいぶん
違うかもしれません。

 仕事の環境が変わる事そのものは、人間、現代人にとって
大きなストレス発生要因である事は私も理解しています。
でも、それでもメリットが無視できない、そんな風にも思うのです。

 見方によっても変わるけど、どうなのでしょう。
異動はあった方が良いのでしょうか。無い方が良い物なの
でしょうか。

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"No." or "Yes, but..."


 転職を決意する経験からじゃあまったく何も学ぶ事は無かったか、
というとそんなことも無くて。

 それからなるべく気をつけていることが有ります。
それは否定のしかた、です。

 何かする際に相手の意見を否定しないといけないケースは
良くあります。でも、単に否定する、たとえば、

「いやだめだ。そうではなくて・・・」

 なんてやったらどうなるか。よほどで無い限り良い気分は
しないでしょう。そもそも自分を否定されて愉快な人間など、
そうはいないはずです。

 ならどうするか。タイトルのように"Yes, but..."としてみる。

「そうだな。でもこうしたらどうだ?たとえば・・・」

 こう言うわけです。単に「否定」するのではなく。
相手の意見は認める。その上で「だがこうしたらどうだ?」
という、「認めて、提案」するわけです。

 何でもこの、"Yes, but..."という言い回し、外国の方だと
コーチングのような研修を受けた方はもちろん、ごく一般的な
会話でも使われるそうですが、日本語だとあまり使っている
ケースが多く無い気がするので、ぜひともこんな考え方が
多くなっていってほしい、そう思います。

・・・ま、私も実際にはなかなか難しいんですけどね。

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転職について思うこと(5) やっぱり一極集中


 程度や仕事の分野によって違いがあるのは確かですが、
それでもやはりいざ仕事を探す、となると東京のような
都会のほうがぜんぜん求人は多いですね。

 今は自宅に家族と暮らしていますから、単に費用面を考えた
だけでも都会に出て行くことにはデメリットを感じてしまいます。
まぁ、はっきりいって『私は都会向きな方じゃない、根っから田舎者』
というのが一番適切なのかもしれません。

 ただ、そういったものを抜きにしても、やはり暮らすには田舎の
方が気楽かなぁ、と感じています。都会って場所は仕事や遊びの
場としてはいいけれど、生活する場所じゃないなぁ。そんな事を
思います。

・・・とはいえ、本気で転職するならはずせないんですよねぇ
都会の求人は。う~む、こまったこまった。

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転職について思うこと(4) 転職を決意した理由


 あまり詳しく書いてしまうとこれを読んだ人が私に対して
「あ~こいつ転職しようとしているのか不届き者め」
と実際の私にちょっかい出してくるとは良い度胸・・・いやそうでなく、
困った事にならないとも限らないのでぼやっとですが。

 以前いた部署での経験が一番大きいです。

 その部署の直属の上司は私から見るとどう考えても
理解できない人でした。「おまえの考えなんていくらでも
否定してやる」と会議等の場で言い始めるのです。

 実際に、上司と部下で考え方が違うケースはあるでしょう。
上司の考え方にしたがってもらわないといけないケースは
十分に理解できます。

 ですが、この上司は「否定」から入る。そもそも内容がどうか
聞いてからなら、まぁまだ理解もあるのですが、言う前から
「否定してやるから意見出せ」といい始める。

 私自身結構強情というか頑固というか融通利かないというか
機転が利かないというか、頭回らないというか頭悪いというか
そこまで言いますか。 orz ですけれど、それでも本来課題に
取り組むに際してこうしたら良いのでは、みたいな意見もある
わけです。でも端から否定される、最初から否定される前提では
もはや意見を持ったり、言ったりする気力も失せる。

 そんなこんなであとはご推察の良くある話です。

 ただ、これだけならまぁ私が悪いと思えなくもありません。
上司が変わっても、変わった先の上司が理解のある人とは
限らないでしょう。

 ですが、私が部署を変わったあとに、同じ部署にいた別の人が
会社を辞める事になったと聞いた時に思ったのです。

 あぁ、この会社は、会社としてあの上司のやる事を認めているのだ、
このような上司を改めさせようとはまったく考えていないのだ、と。

 へっぽこ技術者、いや、技術者もどきかもしれません。わたしは。
でも、もどきだったとしても、技術者として思うところは有ります。
そして、それを認めてくれる場所で働きたい。今はそう思うのです。

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